
BKCの春はいつも強風。今年もそんな風にあおられながらも、聖研のビラ配りをしました。
この時期大量に配られる新歓ビラのなかで、たった500枚というビラだけど、それでも少しでも聖書に興味がある人に届くように思いながら、ビラを配る。シャロームは公認のサークルではあるけど、「聖書」という文字を見ると新入生は少し戸惑った顔を見せることもある。そんな顔を見ると僕は少し不安になる。聖書のイメージってそんなものなのかなあ、と。僕は聖書を開くたびに、その歴史の深さだったり、その表現の広さだったり、時にはその意味不明さだったりに感動する。そして聖書は単なる宗教の書物の枠には収まりきらないんだって思わされる。僕はクリスチャンだけど、小説を読むように聖書を読んでもいいと思う。創世記や福音書のストーリーに身をゆだねてみたり、詩篇の表現に感動したりしてもいいと思う。聖書って意外!?に面白いし、突っ込みどころが満載だから。だから聖書を「怪しい書物」って無視しないでほしい。
新入生にビラを配りながらそんなことを考える。学生生活は思ったよりも忙しいもの。ゆっくり落ち着いて考える時間を新入生には大事にしてもらいたいなあ。
BKC よーこー